11月17日(木)日経平均考察
日経先物ナイトセッションは-125円の下落。外資合算のオプション手口は28,000円に1,400枚近くのコール売り(↓目線)。コールは28,250円(約200枚売り)、28,500円(668枚売り)、29,000円(700枚売り)の下目線が目立つ。米国小売業の売り上げは1.3%増で消費が堅調であることを示した。しかし、10年債金利は下落傾向。ドル円は139円台。日経現物市場は、昨日の安値付近まで売り込まれる展開か。日足チャートでもわかるように、きれいに下値を切り上げる展開は続いていくと思われる(先物チャートのほうがきれいに見えるので表示)。
19日(土)にはサウジアラビアのムハンマド皇太子が来日予定だ。21日まで滞在予定で調整中とのことだが、皇太子は政治経済の実権を握っている人物であり、同国はOPECプラスを主導する立場にあるので、岸田首相にはエネルギー輸入価格交渉を頑張って頂きたい。