9月30日(金)日経平均考察
日経先物ナイトセッションは5:45AM現在、-185円(-0.70%)。
英中銀による国債買入れ方針で市場の混乱は一服し、安定に向かうか見極める展開となる中、イタリアも新政権発足で財政政策が懸念され、欧州発のリスク要因が再び株式の買いを抑制する見通し。9月のドイツ消費者物価指数(CPI)上昇率が市場予想を上回り10.9%。高インフレ下での欧州中央銀行の積極的な金融引き締め継続がドイツの景気後退につながるとの懸念。これを受けて、欧州各国はドイツ・イギリスなどの株式市場は-2%前後で推移。米国は、米新規失業保険申請が前週から予想外の減少し1.6万件減。5カ月ぶり低水準。FRBが政策金利を大幅に引き上げるとの見方は強く、金利低下は続かなかった。長期金利とドルの先高観が強く、米株相場を支えてきたアップルの連日の下げで市場は冷えてしまった。現在、米国市場は-3%弱の下落が続いている。
日本市場は欧州のリスクと米国市場に引っ張られるようにならざるを得ない状況だ。今日は上値が重い展開になりそうだ。引き続き底を見極めていきたい。
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