天底屋 日経225先物・オプション

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米国10年債利回りは重しに・・・

失業率は3.5%に改善。雇用者数が前月比26万3000人増と米雇用統計は労働需給がなお引き締まっていることを示した。依然として労働市場の過熱感は強いということから、米長期金利が一時3.9%台(前日終値は3.82%)に上昇。0.75%利上げを織り込み4%を目指す展開。ウィリアムズ米NY連銀総裁は労働市場が非常に強く、政策金利をいずれ4.5%付近まで引き上げる必要があると指摘。平均時給の伸び率は前年同月比5.0%と市場予想(5.1%)を下回ったが、引き続き高い水準だった。金利がこの水準だと、株の割高感につながり売られる展開にならざるをえない。やはり、米国長期金利高→米国株安→日本株安の連鎖は止まらないのか。どんな統計結果が出ようと金利次第なのだ。先物ナイトセッションは米国先物市場が下げ始めると同時21:30~22:00に27,180円から一時26,880円の300円安。引けまでさらに売られ続け26,705円。先物ミニ12月限30分足チャートは黄色ローソク(売られすぎ)サインと青基準線になり、+も出ている。どこまで戻せるだろうか。月曜日は先物・オプションが動くが、火曜日の現物市場にどう繋げていけるか見極めたいところだ。

 

米国10年債利回り

 

日経平均先物ミニ12限日足チャート

 

日経平均先物ミニ12限30分足チャート

 

 

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